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Rock in Rio `01(Brazil)
2001年1月、7日間に渡り開催されたブラジル、いや世界最大のフェス。
日本でTV放映するにあたり番組宣伝用の撮影で参加させて頂いた。
ステージはメインがひとつだけでアーティスト・ラインアップも充実
(Neil Young, Red Hot Chili Peppers,Oasisなど)、
WOODSTOCKの時のように泥だらけで歩き回る必要もなく、
世界中から集まったプレスへの対応はしっかりとしていてオーディエンスの
野蛮な行動もなく天候も良い、
ということで楽しく撮影を進めることができた。
ひとつの大きなモンダイを除き・・・
このフェスのラインナップはとにかく豪華だったのだが一番の話題は
8年ぶりに大きなステージに登場するGuns N`Rosesで、
当然番組宣伝用撮影の大きな目的でもあった。
もともとガンズ、プレスによるライブ撮影はいっさいNGというのは有名で、
全盛期はアクセルの友人のフォトグラファーがほぼ独占的に撮影していた。
このことは僕も含め関係者は皆知っていたが、事前情報では
Photo Passが出そうだいや出るらしいと聞いていた。
ガンズ側も久しぶりのアクションに対してプレス対応の必要性はよく理解しているとのこと。
しかし僕としては相次ぐオリジナル・メンバーの離脱~終わらないレコーディングの
8年間といった流れをふまえると調子が良いはずはないだろうし、
そんな時期ならなおさらPhoto Passは出ないだろうと思っていた。
もちろんもしかして、と期待もしつつ。
そして当日、やはり撮影はNGだった。
しかしこれは大モンダイだ、WOODSTOCK`94の
Bob Dylan撮影NGの時のように「まあいいかー」とはいかない。
それは世界中から集まったフォトグラファーも同じで、
さかんに主催者側につめよっていた。
そしてギリギリになって出された答えはオーディエンスの中からの撮影は
許可する(というより黙認する)、というもの。
しかし数万人、いや数十万人の中に機材とともに入り込み、
強引にかきわけ撮影可能なポイントにまで行けるはずはないし、
そもそもそんな失礼なことをしてまで撮影したくはない。
数人のフォトグラファーは「行くぞー」とまるで決戦に向かうように消えていったが、、、
そんな状況でガンズ登場、スクリーンに写る8年ぶりのアクセルの変貌にショックを
受けつつ撮影を試みるが、そのスクリーンでさえ遠いし鮮明ではない。
数回シャッターを押してあてもなくプレスルームに向かった。あきらめた、ということです。
(プレスルームというのは大きなフェスに必ずあるプレス関係者が原稿を送信したり、
アーティスト資料、セット・リストなどを手に入れたりする部屋のこと。スゴく広い。
フォトグラファーはライブ中は当然、ライブ以外でも会場を歩きまわって撮影するので
一日のイベントが終わるまで基本的にはプレスルームには行かない。
よけいな荷物、機材等おきっぱにできるわけでもないし)
そこでふと僕の目に入ってきたもの、それはブラジル国内でフェスを生中継で放映しているテレビ画面。そこから先は・・・ご想像におまかせします(笑)。
約10分後気分爽快というわけではないがそれでも微妙にすっきりとした気持ちで
ガンズのライブの続きを観に外に出た。
アクセルとは同世代なので素直に70年代半ばへのあこがれを感じさせるような
メロディーの新曲「THE BLUES(STREET OF DREAMS)」はすぐに好きになった。
いわゆるElton Johnの名曲と同じ傾向の曲だ。
ちなみに08年になって遂にリリースされた「CHINESE DEMOCRACY」は
とっつきにくいけどすごいアルバムだ。
何度も聞くうちに壮絶な世界が現れてくる。
僕はこの時代ならではのシンガー・ソングライター的名盤だととらえている。
でも2曲ほど削ったほうがシャープになるな、、、カバー・デザインも
気持ちは判るけれどちょっと違う気がする。
話しをフェスにもどすと、欧米の有名なアーティスト、バンドだけではなく
Milton Nascimento, Gilberto Gillといった
ブラジルのアーティストも楽しみにフェスに参加したのだが、
おしなべて素晴らしかった。
特にまったく知らなかったブラジルの歌姫Daniela Mercuryは最高に
かっこよかった。
サンバ、ポップス、それともダンス・チューン?
ジャンルはわからないけれど音楽的にも完璧。
そのイケイケな衣装,アゲアゲなダンス・パフォーマンスから
ブラジルの安室奈美恵ちゃんか?
などと思ったのが今は恥ずかしい。
年齢的にもかなりのベテランだったので。
あれくらい動けるということはこの国では当たり前なのでしょう。
次の日市内のレコード屋でさっそくアルバムを購入(「SOL DA LIBERDADE」ボーナスCDシングル付きエディション)、こちらも素晴らしかった。
とりとめがなくなってきたのでこのへんで。
PHOTOギャラリーも追加しないとおさまらない・・・
