THE YELLOW MONKEY結成20周年ということで、リリース・アイテムが
すでに発表になり多数制作されています。
このような流れとともに、僕としては写真集を製作中なのです。
やっと公表できるタイミングになりました。
内容(出版社含む)などの詳細は各部署との連携もあり、もう少しお待ち下さい。
僕としては一刻も早くお知らせしたかったので、まずは現状報告と
ここまでのおおまかな流れです。
この写真集の出発は2年前にさかのぼります。
吉井和哉さんの4thアルバム『Hummingbird in Forest of Space』
(名盤!、アナログ盤の音も素晴らしい。
マスタリングがCDとは別のようですね、)
のレコーディング時(`07年初夏)での吉井さんとの会話がきっかけ
となりました。
ロス・アンジェルスで一週間ほど写真撮影のために行動を
共にさせて頂いたのですが、ずいぶんといろいろな話しができました。
もちろん雑談レベルです。
吉井さんには10〜15年前の写真も今見るとなにか別の意味が見えてくる、
アジが出てくる、などと当時感じていたことを話しました。
これは僕の過去のストーンズなどの写真からの印象です。
また吉井さんはアルバム『SICKS』への揺るぎない想いもよく話されていました。
そんな会話のなかからあえてTHE YELLOW MONKEY結成20周年の`09年に
写真集を発表しよう、とのアイデアが漠然とですが生まれました。
それから僕はメンバーを訪ねてこのアイデアを聞いて頂きました
(もちろん事務所であるBOWINMANサイドにも、、、汗)。
あれから2年半、今まさに作業的には架橋をむかえています。
ここまでの長い道のりに関してはまだ詳しくは書けないこともあり
とてもラフな表現がもどかしいところですが、
逆にすべて詳しく書けば良いのか?というとそーではないのかもしれません
(どっちなんだ!?)。
結果素晴らしい本ができるのか?、ということが一番重要だからです。
その実際の作業内容ですが、フィルムをすべてデジタル化(スキャニング)
することから始まりました。
以前はフィルムから暗室でプリントを制作しこれを原稿としていました。
ちなみにこの暗室作業、僕は大好きで、デジタル・カメラへの移行はこのような
経験値がまったく断ち切られるわけでずいぶん葛藤がありました
(今はデジタル・カメラもバッチリです、、、笑)。
今回もやはり以前と同じように暗室作業でのプリント化で良いのでしょうが、
あえて今この時代に制作するというダイナミズムが必要だ、と思い、
デジタル化を選びました
(また未発表カットも多数掲載されますが、やはり良いカットは既になんらかで
発表してきたので、以前と同じ仕上げ方法=ティストでは失礼だろう、という
自分なりのこだわりもありました。見た目大幅に変わるわけではありませんが)。
しかしこれは想像以上にたいへんでした。
もともとどこか穴だらけなのがアナログの良さ(穴とは見えないのですが)
でもあるのですが、
デジタルではいっさいの穴はひとつづつ根気よく埋めていかないと
成立しないという、、、
同時に当時から気になっていたちょっとした写真の構図の傾きやゆがみなど
簡単に修正できるので、撮影時の狙いどうりの仕上がりが初めて
出来上がる、ということにもなりこれは最高です
(ちなみに写真の修正はデザイナーさんの仕事だ、という写真家もいます、
がこのような微妙な変更は撮影者本人でないと直せないと思います)。
そして現在はほぼ写真選択が終わり使用カットを整えています。
当初ノスタルジー・ティストにはしたくはないよなー、、、などと思って
いましたがそこは強力な個性&スタイルのTYM、
もう暴れまくりで僕自身彼らについていくのに必死、という当時のような
状況になっており、そんな冷静な余裕感は吹っ飛んでしまいました。
(これではなんだか判りませんよね、よく漫画家が主人公が勝手に動きだし
自分はそれをただ描いているだけだ、というようなことを話しますが
このようなことと似ているような気がします)。
12月(言ってしまった!)にはリリースされるこの写真集
(当時を知る人も知らない人も)、
見てくれるすべての方々をきっと特別な場所に連れて行ってくれるはずです。
ぜひ楽しみにしてください。
注ーこの写真は本誌からではなく、今回のブログのためのイメージです
(`96年アルバム『SICKS』ロケ時での撮影)。
そーいえば吉井さんの曲には長きにわたり”馬”のイメージがよく出てきますよね、
『Oh! Golden Boys』『LOVE 2 SHOW』〜『BLACK COCK`S HORSE』など。
このカットも今見ると無意識で偶然の撮影が必然であったという意味あいが
でてきます、、、。
p.s.特に6月からはズーッとこの作業に没頭してきたため、
いろいろ無理が生じてしまい、各方面にはずいぶんとご迷惑をおかけしております
(特にMr,T.K.とMr,T.O.)。
この場をお借りしてお詫びいたします。
p.s.2 BOWINMANの大森さん、いよいよ念願のクラブ=『Sweet Emotion』
11月正式オープン決定、ほんとうにおめでとうございます。
こちらも長い準備期間でしたね。
しかし僕としては少し予想から外れてしまったところもあります。
お店には僕のストーンズの写真でも飾って頂けないかなー、おこがましいけど
進呈させて頂こうなどと思っていたのですが、エアロスミスの曲から
お店の名前がつけられたようでこのアイデア微妙になってきました(笑)。
今からお店の名前『Midnight Rambler』になりませんか???
もちろん冗談です、、、いずれにせよどうどうと飾ってもらいたいです
(このズーズーしさが実はストーンズらしいのかも、、、いや俺か?)。

