前回KEITHの自伝と僕の写真との関係性の話し、
その前はストーンズ69年USツアーのことを書きました。
この流れから今回はブートレッグについて書いてみます(えっ!?)。
ブート=海賊盤、これはアーティストのライブの隠し撮りやラジオ放送エアー・チェック
またレコーディング・スタジオでの未発表音源などから
違法に製作したレコード(CD)や映像のことです(もちろん今ではネットでも)。
ストーンズ初のブートはまさに69年USツアーのライブ隠し撮りで、当時アメリカ最強の
カルチャー誌『ROLLING STONE』(まぎらわしいな、、、)ではストーンズのどの
アルバムよりもスバラシイなどと書かれたなかなかの作り(らしい、、、汗)。
この傑作ブートの影響でストーンズ側もあわてて名盤ライブ「GET YA-YA`S OUT』
をリリースしたとも言われています。
またストーンズはBEATLESやKINKS、THE WHO、BOB DYLANなどがCD時代になり
多くの未発表音源を発表したような動きをしていないので
相変わらずブートの人気が高いという皮肉な結果を導いてしまっています
(だからこそボーナスとして今年の通算3回目となる新たなレコード会社からの
アルバム再発の際に未発表音源収録してほしかった!)。
僕の写真も90年のオフィシャル時からずいぶんブートのジャケに無断で
(あたりまえか?)使われています。
それでなんと2ndソロ・アルバム(ライブ盤も含めると3枚目)
「MAIN OFFENDER」アーティストPHOTOセッション時
(92年ニューヨークにて)でのキースとのほんっとに短い会話がまた
ブートについてだったという、、、(笑)。
僕「最近僕の写真がブートに使われていて困っているんです」
キース(大笑いして)「これでお前も俺の気持ちがわかっただろう!」、、、と。
まあこのあたり(90年代初頭)まではそこそこ使われる、という状況で
僕も困りつもしょーがないかー、などと捉えていましたが
その後はもう大変なことになってしまいました。
97〜99年ライブ音源(日本制作!)ブートに僕のオリジナル・プリントから
直接印刷したとしか思えないようなクオリティーの良い
ジャケのアイテムが氾濫してしまい。
この時点で当時僕のおかれた環境などを改めて見渡しながら考え込みました、
写真の作者著作権などの権利について。
どっかから僕の写真流出したんだろうか?、などと探り回るような無駄な時間は
持ちたくはなかったですし。
それで自分としてはやはり(さらに)厳しく写真の管理をしていかなければならない、
また90年の初来日時にストーンズと直接契約を交わしたんだ、ということを自覚し
撮影前〜後のストーンズ側とのやり取りを100パー自分自身で行う、
という方向性を意識するようになりました。
結果その後いっきに僕の写真を使ったブートは少なくなり気持ちも晴れました。
ネガティブなことを(少なくとも自分にとって)ポジティブに転換できたって言うのかな?
もしかしたらこのあたりでやっとプロの意識を持てるように
なったのかもしれません。
そこで格言を
”シンプルきわまりないことを続ける為には複雑な状況もくぐり抜けないといけない”
ということで今回のブログ最後はあらー、こんなシリアスな展開になるんだ?
と自分でも驚いていますがたまにはこーいう書き込みもアリですよね?
